名古屋を旅する日々のこと

新しい街で、いろいろ感じたこと。「岩手から旅日記」名古屋支店

1/2 斜めからの伊勢参り

近鉄のフリーきっぷは3日間有効なので、ならば使わないのはもったいない、でも行き先って・・・ということで

 


半ば必然的にお伊勢参り

 

季節柄の大混雑は想定し、早め早めに巡らないとと、焦った結果…8:15 外宮に到着

 

 

それなりに混んでるが、まだ近場に泊まってた人や、あえて早朝から動き始めた人達といった感じで、まだまだ普段の週末ぐらいの混み方かと。

 


サクッと外宮に参拝して、多賀宮へも登拝する。

 

 

そんなに神社に愛着や執着、信仰があるわけではないけど、観光と参拝は切り分けられない歴史だし、荘厳な雰囲気に心落ち着くのは確かなわけです。

 


区切り区切りに、お参りするのは良いことだと思います。鏡に自分をうつして、胸に手を当てて考える。参拝はその所作として。

 


神社や神道はこの土地に合った良き拠り所だと思います。

 


ただし、神社本庁やそれにつながる政治の面々は、正直もう黙ってて欲しいです。

氏神様の御札を」的なポスターですらちょっとネガティブな感情が沸いてきます。


古き良きっていっても大概この100年ちょっとなんですから、家庭の在り方は自分たちで決める、その教育レベルがあれば良くて


親学とか家庭庁とか、そういうのは滅びていただきたい。

シルバー民主主義なのかもしらんが、いつまでも三丁目の夕日観てなさい。

 

 

早いところ、選択的夫婦別姓を入れていただき、ついでに戸籍やめてもいいんじゃない?
それで日本が滅びるなら、家族以前に社会がズタボロだったってことよ。
手続き増やしているだけで、費用ありて便益なし。

 

 

***

 

まあ、良いや。伊勢神宮を否定したいわけではない。みんな新年の区切りを清々しく迎えようとしているんだ、私もそのひとり。そこは軸としてぶらさず。

 

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内宮も一通り参拝し、正月限定の通路(式年遷宮で使うもう一方からぐるりと回り込む道)から、おお、本殿奥の方はこういう作りになっているのかと。

贅を尽くすわけでなく、技を尽くす、継承する仕組みがとても良いなと。

 

 

さて、これでもまだ10時前、おはらい町とかおかげ横丁方面を歩いてみます。

 

 

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朝駆けの成果、まだまだそんなに混んでなくて、赤福も並ばずにササッとイートイン(本店じゃなくて、内宮に近い方の店だけども)
参道の食べ歩き、肉寿司とかよくわからんフランクフルト的なやつとか、でもやっぱりみんな大好き松阪牛・・・ お祭り感がとても楽しい。また回りだした景色、ブレーキかからんことを。

 

 


さすがに赤福ぜんざいと豚捨(コロッケだけしかやってないのに)は長い長い行列になっていたのでパスして、バス通りに抜けてサクサク歩けるルートを。


猿田彦神社と月読宮に立ち寄りつつ五十鈴川駅まで歩く。大した距離じゃないし、小さい子供連れてなければ、混んでるバスを待つよりも良さそう。

 

 

ちょうど早めだけど昼時なので、このまま帰るも味気ないし、食べていきますか。

 

宇治山田駅の「まんぷく食堂」でからあげ丼→外宮前で豚捨コロッケ→伊勢角屋麦酒 
小一時間でB級グルメ制覇した気分!

 

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からあげ丼の店、元々はおそらく老舗食堂?なのかなと思うけど、ノリがラーメン屋

 

しかも、空き店舗になった横丁の区画に手を出し、支店というか客席拡張!この店主は世襲?なのかな、それともピッピーな勢いで始めて初代??


謎は多いが、カツ丼感覚で食べると美味い。なぜなら美味いは甘い!のタレが効いている。


山椒効かせて届き、卓上は一味、ではなくカイエンペッパーと来ましたか。たしかに、はっきりの辛さがよく合う。

 


良い良い、この精進落しじゃないけど、一気に堕落してく感じ。

 

唐揚げブームに乗じて何処かのチェーン店がサッと真似してしまいそうなメニューだけど、たぶん、それでもこの店は変わらない。

 


手こね寿司伊勢うどん!に飽きた斜めの、いや感度の高い観光客と、ちょっと食べていくか〜の太い地元客に支えられていれば、問題なし。

 


次来たら、4区画に増えてるのか、もう広い何処かに移転してるのか・・・

 

 

豚捨、検索したら外宮にもあるやがな、しかも、ほとんど並ばんでも良いときたら。

100円玉でコロッケと引き換え。

 


小ぶりの、街の惣菜屋だと70円でありそうなサイズ感ながら、しっかりまとまったフォルムと味付け、大量生産と手作りのぎりぎり境目を攻めたような造り。


フィンガーフードとして良く出来てると思いますはい。

 

 

 

向かいの「麦酒」の文字を見逃せず、見なかったことにできず、引力に負けて

 


いや、自ら進んで、飲みます。

 

 

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コーヒーエールとは?ということで、こちらで1杯、目を赤くして昼の電車に乗るのは憚られる世なので、1杯だけね。


醸造してからコーヒー豆を加えたのか。ブラインドで当てろと言われたら、たぶん無理だが、わかればなるほど。

 


色合い以上の香ばしさと、後味のグリップの強さがコーヒー由来かな?
1杯でしっかり飲んだ!感をもたらしてくれるビールでした。つまみに何を合わせるか?難しいけど、ゆっくりビール自体を味わう向き。ギネスってことかな。

 

 

さて、しっかり半日楽しみましたので、ランチ代を相殺するためにもロングシート急行でトコトコと、名古屋に帰り着く。

 


戻ってまだ明るいって、久々の感覚です。