名古屋を旅する日々のこと

新しい街で、いろいろ感じたこと。「岩手から旅日記」名古屋支店

豆カレーと野菜カレー(ヌール/小幡)

名古屋の高級住宅地で文化的な香りというか、暮らしのゆとりを感じる覚王山周辺を歩く。

 

 

京都みたいに庭園にレンズを向けて、それを名古屋だと・・・徳川園か白鳥庭園か・・・
塔頭寺院的なイメージで探すとなかなか出てこなくて。

 

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ようやく見つけ出したのが、揚輝荘というわけです。

確かに良い建物と景色なんだけど、間ぶった切ってマンション建てたらあかんでしょ。

 


南北の庭園をつなぐ通路は、そりゃマンションの敷地だけど、「住民の好意で通させてあげてる」みたいな看板は白けるしかない。

もったいない。
名古屋の文化とは?を問い続けたい。

 


揚輝荘地下に広がる、インド様式に触発されて、やっぱりこの日もインドカレーの昼食としたい。
東山線沿線にも数多の店が検索ヒットするが、1日乗車券を活用して個性を探しに行く。

 

***

 

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池下駅からバスで30分弱、小幡苗代というバス停から歩いて少し。
バリバリの幹線道路だけど、バスは1時間に3本程度なので、折り返しの時間も確認しておいて。名古屋の市バスはくまなくカバーしながらも、どうしても薄く広く。

 

 

店構えは、イタリアンでも出てきそうな明るい佇まい。看板は思いっきり、インド!って書いてあるわけですがね。

 

店内も明るいカフェで、パスタランチ出てきてもおかしくはない。居抜き?
いや、そういう店づくりなんだろう。インドカレーの店って、だいたい内装同じだし、お金かけてないのがよくわかるし。

 

週末だったので、ビリヤニもあるようだが、タリーっぽさのあるBランチ(豆カレーと野菜カレー)を注文する。

 


パラタかチャパティか悩んだが、今回はチャパティで。

南アジア系の店員さんはどうやらムスリムらしく、金曜日はランチのみで夜営業なし
アルコールもどうやら普段から提供していないみたいで。少しパキスタンの風が吹いていそう。

 


どうやら、本陣の名古屋モスク近辺からの移転のようです。


まずはサラダとパパドが登場
パパドは適度にかじりつつ、半分くらい残しておく。

 

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少し経って、本丸のカレーとチャパティがやってきた。

 

ダルカレーはあっさり目で、2辛は慣れるとちょうど良いレベル感に。
パパドを砕いて投入するとレイヤーが増してより美味しくなる。

 

 

野菜カレーは厚揚げと大豆ミート入りで、ベジながら食べ応え重視


ガーリックとクミンが効いた濃厚な味わいだが、レモングラス?の爽やかさも流れていく。

ベジだったので、チャパティでちょうどいい受けとめになる。
次はパラタにチキンカレー!かな。

 

ちなみに、お冷にしても、カレーにしてもインドらしさ満点の器だったのだけど・・・

 

 


食後のチャイは、いかにもコーヒーカップ!で登場


ここはその、銀の器で泡立てながら冷ますのを、ちょっと期待したくなる流れだったけどね。

 

普段家で飲むチャイは、ノンシュガーと決めているのだけど今日ばかりはたっぷりと砂糖を入れて。