3/13 バルチカの効用
名古屋への帰り道、18きっぷのシーズンなので近鉄は味気ない、どこかに、寄り道しよう。
まずは神戸&明石(そこで想起されるは無論、魚の棚である)を考えたけど、やっぱり寝不足である。
月曜からを考えると、夕方には着いておきたい。
結果、福島を歩いてみようと。
2年前を思い返しながら。
そんな話は一旦後回しにして(なぜなら収穫が乏しかったから)
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11時過ぎのバルチカで、幸福度高めのハシゴした話
飲食店が11時オープンなのは調べたので、それまで15分ほど、阪急オアシスの旗艦店を探索しようと思ったら・・・
こちらも11時スタートでして・・・
やむなくエスカレーター下の椅子でウトウト
ちらほら11時前に行列になる店が。
狙いは、並んでない
京橋&北新地の徳田か
福島のマチルダか
いやでも、ここは並んでる店にスルッと入れたら、オイシイよねの邪なこころ。
というわけで、「旧ヤム鐵道」 スパイスカレーですね。
行列が10人くらいだったので、ヌルっと
11:01ぐらいにならんでそのまま席へ。
5分後にはまだ最初のお客にカレー届いていないのに、待ち客が。
百名店って、すごいのね。
軽めに2種類のあいがけで、外さないであろう筍キーマと、わかめ!まさかねぇの組み合わせ。
意外と出てくるまでに時間が。ここまでの人気店になれば、1日の収支は読めるし、写真撮られるのわかっているから
時間より盛りつけ重視と推測しつつ。
入店から20分ほどでこちら。
ワカメはエビあってこそ。でもこれで均衡保ててるんだよな。不思議。ちゃんとカレーである。
筍はクミンとターメリックに頼らない、カルダモンと出汁香る感じ。
カシューナッツ聞いたバターチキンとも、黒胡椒聞いたラッサムとも違う、これをスパイスカレーと言うらしい。
次、同じく10:50頃に梅田にいたら、食べてみよう(並ぶのはやっぱり勿体ない;大阪が旅先の今は)
電車は11:45を見送り、12:30に照準を定める。
福島リベンジ、マチルダへ。
アイランド晒し者な、開放感高めのカウンター
まあ混んでないし、このご時世にはちょうどよい。
よなよなエール、100円高いけど、ちょっと気の利いたこの感じよ。
注ぎも泡を弾いて、まろやかな追加
いいねー
迷うので、お一人様用アテ盛り、930円なり。
なるほど、酒盃のお通しを彷彿とさせる、見事な&手の込んだアテの数々。
タコ、結構多いし、美味いぞ。
重めのカニ味噌豆腐には、軽やかなザーサイが寄り添うと。
ビールでは足りないので、日本酒、少し先を見据えるのが、四季と旬だろうと。
前置きややこし、日本酒です。
一番安くても、ちゃんとした酒あるのが飲み屋だと思う。
カニ味噌に合わせるなら・・・
その二軸が交わったのは、根来桜
純米でもないんだけどさ、ラベルも古臭いけどさ
重厚感ありつつ、まとわりつく重さもない。
常温がしっくりくるお酒
正解でした。
かる~い新潟系冷酒では負けるし、フルーティー路線も違う。
最近のマイブーム、菊姫が糸を引いています。
そんなわけで、2軒3,000円弱の楽しさを享受し
それよりも安い交通費で名古屋へ帰ります。
幸い大阪から座れたので、寝つつ読みつつ、外を眺めつつ
争奪戦になるほどまでは混んでなかったので、心にゆとりある旅路で名古屋へ帰還しましたとさ。
おっと、福島。それはまた別の話