3/13その2 福島の変わったこととか。
結局書ききれなかったので、久々に福島を歩いたら、やるせなさを感じた話
大阪での3年間、この街を拠点にしていて、それはなにかしっかり下調べがあったわけでもなく当時の上司が「大阪住むなら福島ええでー!」と勧めてくれたから。
念の為、転勤族の定番=江坂と天秤にかけてみて、そしたら色彩のある福島の圧倒的勝利なわけで、
御堂筋沿線なら東三国と悩みつつ、福島で距離/家賃/設備のバランス取れた物件が見つかったのでこちらにしました。
そしたら案の定、会社でのんべー扱いされるよね
間違ってないけどさ。
福島で面白いのは、ふらりといった立ち飲み屋から、世界が広がる
美味しい酒肴もだけど、なんとなく、そこであった人から広がる人間関係もあったわけで。
土着への一歩、それは東北では至らなかった境地
そんな達成感もあった。
そして、何より、アクセスの良さよ。
深夜便で関空帰ってきても梅田バスからの徒歩で帰宅できるし、伊丹ならバスで15分
酔いつぶれても歩いて帰れる
そして、不思議な人も、そんなに歩いていない
福島から酒を取ったら何が残るのか。コロナ禍以降、ちょっとした疑問だった。
結論から申し上げると、息はしている。でも、栄枯盛衰、ピークを超えたように感じてしまう。
なぜなら、代謝が起きていない。なんだろう、この店この看板、記憶にないな
そんな感覚がないのです。
昔の3年間、おや?という新しさ、冒険心が少なからずあった
それがこの2年間、店はまんぼー休業も散見されつつ、まだそこに存在している。基礎体力は高い
でも、脱皮がない。
チェーン店とかドラッグストアに押しつぶされないだけ、まだ良いかもしれない。
結局、梅田近辺の賃料が下がっていたら、新しいものはそちらにできてしまうのかな。
ちょっと悲しく、そして、何より
元々日曜やってなかったのに、調べたらもしや・・・開いてる?のポルチーニがやってなかった悲しさ。
喪が開けるまで、休業なのだろうか。
フォカッチャ買って、たっぷりのオリーブオイルと赤ワインのつもりだったのだ。妄想が裏切られたとき、落差は大きい。
駅前スーパーのビッグビーンズは相変わらずの品揃えで、この精肉鮮魚は一段抜けてるな、やっぱり名古屋でも近所に欲しいよ。
やっぱりね、グロサリーはお高く止まっているのだけどさ。
ちょっといい鶏肉・豚肉・牛肉が適度なサイズで帰るわけですよ。魚もきれいでお値打ちだし。
そして、占い商店街より北側の、絶妙な空気感も相変わらずで、この辺が何やかんやいいながら
古民家射抜いて居酒屋になると思ってた
相変わらず、すこーし寂れたこの感じ。
高速沿いのラブホテルは、壁のように佇む。